年末年始の日本滞在。
コロナ禍の中、何をメインに過ごしていたのかというと、それは「病院に行きまくる」。
日本で大腸内視鏡検査は絶対に受ける。と決めていたので、強制隔離終了後すぐに(日本の)国民健康保険に加入をしました。
保険に入ったんだから今がチヤンス。
ホームドクターや予約不要の日本の医療サービスを存分に利用させていただきます!といろんな科目の病院で診察を受けました。
内視鏡検査を受けた玉城クリニックはじめ、今回診察してもらった病院全てがよかったのでお薦めの意味を込めて書いていきたいと思います。
※病院を選んだ方法は、グーグルマップで滞在してるお部屋から徒歩あるいは自転車でサクッと行けるところをピックアップ、そして更にその中から口コミが高評価のところ。
1、(病院じゃないけど)にしむら鍼灸整骨院
日本に帰ると必ずマッサージ屋さんに行くのですが、昨年秋頃から股関節痛があって毎朝のヨガも痛みで出来ないポーズがありました。
症状を話すと、保険が適応になるということでこちらに通うことにしました。
完全予約制・担当制で細かいことまで親身に話を聞いてくれます。
毎日通った結果、完全に痛みがなくなったわけじゃないけどかなり改善しました。
私のお薦めもあって、今は私の母親がこの整骨院に通っています。
2、竹内眼科医院
ここは私が中学生の頃1度診察を受けたことがありました。
先生は息子さんの代に代わっていたけど、そのころから(愛想がいいわけではないけど)しっかり診察してくれると地元では評判のよい眼科です。
予約受付なし。受付順に診察です。
症状・・・毎日じゃないけれど、目がキュウっと痛んで開けられない。シブシブする。乾燥や太陽の光などで涙がジワッと出る。
診断結果特に問題なし。
少しドライアイ気味ということで目薬を処方してもらいました。
ここで気になってたことをお医者さんに質問。
Q「目の洗浄液って使った方がいいんですか?」
A「必要ないよ。あまり意味ないね。」ってことでした。
3、中村医院(耳鼻咽喉科)
症状・・・長年放置している副鼻腔炎と左耳の違和感(耳奥の痛みと耳の聞こえずらさ)。
昭和を感じる院内。
昔ながらの町のお医者さんって感じです。
お医者さんというより近所のおじちゃんのような親しみやすさのある先生。
予約受付なし。受付順に診察。
診察と聴力検査の結果、耳には全く問題なし。
耳の違和感は副鼻腔炎から来ている可能性が高いということで薬を処方してもらいました。
航空中耳炎のこともあるので、ドイツに帰る前日にもう一度診察してもらいましたが、副鼻腔炎の完治には時間がかかるということで薬を追加でもらいました。
ここで気になってたことをお医者さんに質問。
Q「歯医者さんで、前歯の差し歯が原因で歯茎に膿が溜ってるって言われてたんですが、その膿が鼻にいくってことありますか?」
A「奥歯ならその可能性はあるけど、前歯だとそれはまず考えにくいね。」
もしかして副鼻腔炎の原因は差し歯かな?と思ってたのね。
疑問が解決してスッキリ。
4、水谷おとなこども歯科クリニック(歯科)
ここは、ドイツに行く前に通ってた歯医者さんです。
症状・・・去年詰め物をした辺りが、冷たい物を食べると痛み始めた。
診察してもらうと、歯の詰め物に問題はないけれど、隣の歯にヒビ割れがあり知覚過敏になっているとのこと。
どうも私、かなり歯を食いしばって生きているらしい。
嚙み合わせも悪いので、力が加わる歯がヒビ割れてきているそうです。
ドイツでも言われたけど、やっぱマウスピースしたほうがいいのかな。(インビザライン気になるなぁ)
ヒビ割れは歯にコート剤を塗ってもらって終了。
でも一つ虫歯があったのでこちらもすぐ治してもらいました。
5、森整形外科(整形外科)
症状 ・・・股関節痛
正直、整形外科に行くのは悩みました。
整骨院に通いながら行っていいものかどうか。(←東洋医学と西洋医学の違い)
痛みは良くはなってるけれど根本的にどうなのか。
ドイツに戻って病院に行くとき、「日本で〇〇と診断されました」と伝えたほうが分かりやすいんじゃないかと思い、ドイツに戻る3日前に病院へ行きました。
初診は予約受付なし。受付順に診察。
めっちゃ混んでます。待合室に入りきれない患者さんもたくさん。
初診では1時間近く待ちました。
整形外科のお医者さんは一人。
最初は混んでるから、テキトーに診察されるのかと思ったのですがとんでもない。
とてもとても親切な先生です。
症状を説明するとすぐレントゲン撮影。しかし異常なし。
「気になるならMRIする? 明日の予約取れるよ。」と言ってくれて、次の日のMRI予約&(MRIをする病院に)紹介状を書いてくれました。
そして私がドイツに戻る日まで時間がないということで、MRIデータを元に診察とリハビリ予約もすぐ入れてくれました。(もうドイツではあり得ないスピーディーさ!)
結果MRIでも異常はなし。
再度(別の部位の)MRIをしないとはっきり言えないけれど、症状から考えられるのは「股関節唇損傷」とのこと。
先生忙しいのに「股関節唇損傷」の英語とドイツ語まで調べてくれた!
リハビリ担当の人もすごく人当たりがよく話やすい人でした。
ドイツに帰っても家で出来る運動を教えてもらいました。
「股関節唇損傷」といっても症状はかなり軽度なので、リハビリでかなり改善するそうです。
そしてこの森整形外科、リハビリや症状で分からないことや質問があったらラインチャット答えてくれるんだって。
凄すぎるー‼(@ ̄□ ̄@;)!!
これだけ病院に行こうと思ったら、ドイツではいったいどれだけかかるでしょうか?
( 一一)内視鏡検査で半年、眼医者で3週間、耳鼻咽喉科で3週間、歯医者で2ケ月、整形外科で半年以上かな・・・
今回の日本滞在で一番の出費は医療費だったけど、安心&スピーディをお金で買えるなら、私は日本の医療システムのほうがいいと思います!