婚姻手続きって・・・複雑 その6

 その6 婚姻届け提出

さて、あとは婚姻届けを書いて、提出するだけ~♪と油断していたら、結婚式のことや、たぬきさんのご両親の来日などでバタバタして、結局提出日の朝に急いで書く始末。
早めに終わらしとけばよかった。(学習能力ゼロ)

ちなみに、外国人の婚姻届けの書き方は・・・
氏名・・・氏(ファミリーネーム)・名(ファーストネーム)の順にカタカナで記入する。(ふりがな不要)
生年月日・・・西暦で記入する。
住所・・・外国の住所をカタカナで記入する。(世帯主の氏名も、氏・名の順に記入する)
本籍・・・国籍のみを記入し、筆頭者の氏名は空白にする。
父母の氏名・・・氏(ファミリーネーム)・名(ファーストネーム)の順にカタカナで記入し氏と名の間に・を付ける。(続き柄は日本人と同じ書き方)
届出人の署名押印・・・署名のみで押印不要。

新しい本籍地は、(日本で婚姻届けを提出のため)日本国内にしないといけないので、私は両親と同じところにしました。
(私は結婚後も氏の変更をしませんでしたが、外国人の氏に変更する場合は手続きが必要です)

急いで書いた婚姻届けと、この日のために苦労して用意した必要書類を持って、たぬきさんのご両親も一緒にお役所へ向かいました。(全員スーツ着用!)

必要書類
・婚姻届け
(私の本籍地に提出のため戸籍謄(抄)本は不要)

ドイツ人側の必要書類
1.婚姻要件具備証明書(Ehefaehigkeitszeugnisses)アポスティール付き
2.出生証明書(このブログでは“日本でいう戸籍謄本”としていましたが出生証明書と訳すほうが一般的なようです)(Geburtsurkunde)アポスティール付き
3.パスポート(Reisepass)
4.1と2の翻訳書(アポスティールも翻訳書必要)

もう「不備なし」の返事貰ってるもんね。
もし何かあればそれは“婚姻届け”やから簡単に書き直せるし、と安心して戸籍課の窓口の人に笑顔で書類を渡す私。
その様子をカメラに収めるたぬきさんパパ。

「書類は揃ってますね。内容確認するんで少し待っててください。」と窓口の人に言われ、しばらく待っていました。

数分後、担当の人が書類を手に私たちのほうへ。
担当「ちょっとこの書類・・・問題が・・・」
私 「えっ?何?どんな?!」
担当「この翻訳書のタイトルがちょっと・・・違うんですよね。」

そーいえば、私が翻訳したのがあったな。何か間違えたかな?と考えていると、
担当「この“婚姻能力証明書”ってタイトル。意味合いは判るんですけど・・・“婚姻要件具備証明書”でないと・・・」
え~っ!それプロの翻訳のほうやん?!

私 「原本の書類はEhefaehigkeitszeugnissesなので、“婚姻要件具備証明書”に間違いないんですけど・・・」
担当「・・・う~ん。もう一度待っててください。再度確認してみます。」
窓口の奥のほうへと戻っていく担当の人。
「お願い。OKと言って!」と担当の人の背中に向かって祈る私。

待つこと数分。再度担当の人がやってきて、
担当「OKです。法務局に確認したら、ほかの書類が全部揃ってるんで今回はこれで受理していいとの返事です。」
私 「よかった~。ありがとうございます。」

この様子を不安顔で見ていたたぬきさん一家。
たぬ「OKなの?」
私 「うん!」
この言葉を聞いてたぬきさんのご両親が私に祝福のハグ&キス。(ちょ、ちょっと、日本のお役所の中ですよ。)
たぬきさんは私に花束を渡してくれました。(隠し持ってることに全く気付かなかった。)

はぁ~、これでようやく法的に結婚したことになるのねぇ。

しかし、お役所を後にする前にもうひとつ忘れてはならないこと。
それは“婚姻届受理証明書”を発行してもらうこと。
すぐ発行してもらえると思っていたのですが、「今日はちょっと立て込んでて、3、4時間貰える?」と言われたので、後日取りに行くことにしました。

約1週間後、“婚姻届受理証明書”を受け取りに再度お役所へ。
すると新しい“戸籍謄本”もすでに出来上がっていたので、両方発行してもらいました。(念のため2部ずつ)

しかしまだ終わりではありません。あとひと仕事、日本でやっておくことがあります。

”戸籍謄本”(または”婚姻届受理証明書”)を外務省に持って行きアポスティールを申請する。
婚姻した証明として“戸籍謄本”(または“婚姻届受理証明書”)をドイツ側に提出するため。
(提出書類は”戸籍謄本”のほうがよいです)

アポスティールが取れたら、書類の翻訳。(ドイツに提出するので認定されている翻訳者に依頼します)
今回は日本の翻訳者の方にお願いしました。(何度となく私の質問に親切丁寧に答えてくれた翻訳者さん。なんと半日で翻訳してくれました!)

次に翻訳書と原本をドイツ総領事館に持って行き、認証手続き。(約2,500円)

終わった?認証手続き終わった?
じゃこれで、日本でするべきことは終わったー!

あとはドイツに帰ってからの手続き。
全部たぬきさんに任せるからね~!

今回で、その6まで続いた「婚姻手続きって・・・複雑」は終わりです。
ドイツでの手続きは後日UPしますね。

私の感情など交えて書いたので長編になってしまいましたね。
私は国際結婚知識ゼロからのスタートだったので、情報収集をするのが大変でした。
このブログが同じような状況の方のお役にたてたらうれしいです。

たぬきさんが日本に来るとき、飛行機で隣になった人も国際結婚の手続き真っ最中だったそうです。
男性はインド系ドイツ人、妻になる人はインド人。
彼らは半年かかっても、婚姻手続きの必要書類が全部揃わず、書類の申請料金や翻訳料金などで30万円以上支払ったそうです。

それから考えれば、私たちは複雑でもなんでもない。かな・・・?
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by agendadeutsch | 2011-02-19 07:09 | 婚姻手続き | Comments(0)  

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