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おフランスの旅・・・続・フランス人は親切?それとも不親切?編

 パリ4日目の夜。

どんなトラブルが発生したのかというと、夕食を食べに「ガイドブックに載ってた、日本語メニューがあって、値段も高くない。」とCさんが探してくれたビストロへ行くことに。

メトロの駅で今朝買った1日乗車券を改札に入れると、アレ乗車券が出て来ない。
どうも改札機の中に詰まってしまったらしい。
近くに駅員さんはいない。どうすればいいの?!

ふと改札の横を見ると、緊急用のボタンがあったので押してみた。
するとスピーカーから駅員らしき人の応答がありました。

しかし駅員さんはフランス語。何を言ってるんだかさっぱりです。
私は「英語かドイツ語わかりますか?」と尋ねましたが、駅員さんは「フランス語だけ」とどうも言っているよう。
しかしフランス語だけって言われても、私は当然喋れない。
かまわず英語で「乗車券が改札機に詰まった」ことを懸命に伝えました。

そんな私の必死の訴えを駅員さんは「何言ってるのかわからない。」(←たぶん)と言ってスピーカーを切ってしまった!

「なんてこと~!!!」
すでに改札を通っていたCさんとHさんももう一度改札を抜けて私のほうへ戻ってきてくれましたが、どうすることも出来ない。
すると、一人のおじさん(フランス人)が、「どうしたの?」と(英語で)声を掛けてくれました。

「乗車券が改札機に詰まった」ことと「駅員さんとスピーカーで話をしたが言葉がわからず切られた」ことをおじさんに伝えると、そのおじさんは緊急用ボタンを押して、スピーカー越しに駅員さんに事情を伝えてくれました。

おじさんが説明してくれたお陰で、しばらくすると駅員さんがやって来て、詰まった乗車券を取り出すために改札機を開けてくれたのですが私の乗車券は見つからなかった・・・。
(おそらく私の後に改札を通った人のときに乗車券が2枚出たのかもしれない)

駅員「どの駅まで行くの?」(実際はおじさんが全て通訳してくれました)
私 「××駅。」
駅員「じゃその駅まで乗っていいよ。」
私 「でもその後ホテルに戻らないといけないの。1日乗車券はどうなるの?」
駅員「乗車券を買いなおしてください。」

(なんで私が買いなおさなアカンね~ん!改札機が悪いのに!)と湧き上がる怒りを抑えるために、(ここはドイツ)と呪文のように頭の中で唱えました。

改札を開けてもらってホームへ向かっていると、おじさんも一緒に付いてきてくれました。
一緒に歩いている間、「僕はテレビで津波のニュースを見てとてもショックを受けた。今日本は大変でしょ?君たちは大丈夫なの?」と気遣ってくれました。

仕事帰りで疲れているのに、事が解決するまで一緒にいてくれたおじさんに感謝です。
おじさんがいなかったら私たちどうなってたでしょうか?

フランスに来るまでは、「フランス人ってちょっとお高く構えてて、取っ付きにくいイメージ」を持ってた私ですが、全体的に意外なほどみんなフレンドリーでびっくり。(英語もみんな喋ってたし)
私が持っていたフランス人のイメージがガラッと変わりました。

フランスは、ドイツより数倍ええで~!(心の叫び)

さて、おじさんの助けがあり、無事にメトロに乗りビストロに到着できました。

ビストロ“Lescure”(お店のサイトが見当たりませんでした)

お店に入ると、とてもフレンドリーなウェイターさんたちが「ボンジュール。」と笑顔で迎えてくれました。
予約はしてなかったのですが、こちらも運よく空席があり待つことなく食事ができました。

さて、フランス料理といえば
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「エスカルゴ」

エスカルゴ(6ユーロやったかな?)を1皿と、それぞれセットメニュー(前菜・メイン・デザート・ワインが付いてお値段24ユーロ!)をオーダー。

お味は・・・エスカルゴはおいしかったけど、セットメニューのほうは・・・こちらを参照ください。(私の意見もこの投稿とほぼ同じです)

ビストロを出るとすでに日が落ちていて、エッフェル塔がライトアップされてました。
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今日は3人で過ごす最後の日。
明日はそれぞれ帰る便の時間が違うので、朝から別行動になります。

女3人の現地集合&現地解散の旅。
とてもいい経験ができました。楽しかったです。

by agendadeutsch | 2011-06-22 06:52 | 旅行 | Comments(0)  

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