ショック! 罰金40ユーロ
2015年 04月 25日
なんだか気持ちが上がって来ない・・・。
私の取り得「目覚まし時計が鳴る前に起きる」が、ここ数ケ月目覚ましを止めてから二度寝するまでになってしまった。
10時には布団に入ってるのになぜ?
疲れの取れないお年頃ってやつかしら?
上の住人の騒音問題。
これが原因で早く布団に入っても、結局就寝は12時を過ぎるし何度も夜中(早朝も)目が覚める。(二度寝や疲れが取れないのはお年頃ぢゃなくてこれが原因かもね)
体調もアレルギーから来る鼻炎と咳と目のかゆみ。
それに加えてウィルス性による喉の痛みまでやってきた。
病院で診察してもらい薬を処方してもらったけど、ある事情があって薬は飲めない。
自然に治るのを待つって感じなので、治りがかなり遅い。
そして先日、仕事に向かうバスの中で超ショックなことが。
来たのよ。
パスコントロールの人が「切符拝見~。」って。(ドイツには駅に改札はない(バスに乗るときも夜間でなければ運転手に定期券を見せる必要はない)のでちゃんと乗車券を持ってるかチェックする人がランダムに電車やバスに乗り込んでくるのです)
もちろん、私キセルなんかしてません。
この年になって無賃乗車で捕まるなんて恥ずかしすぎるし。
定期券ちゃんと買ってるし。
お財布に入ってる定期券を係員に見せれば、「はいOK」で終わり。
なーんも怖がることはないのよ。
いつものようにお財布を出して定期券見せて・・・って、「えっ?財布がない!」
家に財布を忘れてきてしまったーっっっ!
“罰金”の文字がグルグル頭を回る。
でも私、悪意はないの!定期券(財布)を家に忘れてきたというウッカリなのよっ。
ここはがんばらねば!
私 「財布を家に忘れました。」
係員「乗車券は?」
私 「定期券を持ってるけど、お財布に入れてたから手元にないです。」
係員「どんな種類の定期券ですか?」
私 「(イマイチ質問の意味がわからず)9時から使用できる定期券です。」
係員「定期券に名前や写真の情報が記載されてるプラスチックのカードですか?」
私 「いいえ。普通の紙のやつです。」
係員「定期券を買った(持っている)と証明できるものはありますか?」
私 「(領収書なんかないし。別の何かあったとしても財布に入れてるし)ありません。」
係員「じゃ残念だけど、40ユーロの罰金になります。身分証明書を出してください。」
罰金40ユーロ!
いやいやそれより“身分証明書”って、それもお財布の中なのよ!
(ドイツでは16才以上になると一人ひとりに発行されて(外国人でもビザの種類によりますが発行されます)、携帯が義務付けられています)
以前、(キセルが発覚して)身分証明書を持ってなかった人が警察に連れて行かれたのをみたことがあるの。
罰金に加え、警察にまでなんて・・・。いやー!!!
私 「身分証もお財布の中に入ってるから持ってません。」
係員「何か名前の証明できるカードとかないの?」
「全部お財布の中です・・・」と言いながら鞄の中を無駄な努力と思いながらガサガサする私。
「こんなとこ見ても何もないし・・・」と化粧ポーチの中を見てみると、なんとそこには奇跡的に「パスポートのコピー」と「身分証のコピー」が入っていました。
「あったー☆」
うれしさのあまり、震える手で落書きだらけのコピー用紙を係員に渡すと、持っていた機械で罰金40ユーロの切符を切り、「今週中に送金してね。」と違反キップを手渡される私。
この時点では罰金より身分証(のコピー)が見つかったことにホッ。
でも時間が経つにつれて、“40ユーロ”が重くのしかかってきます。
もし私が名前や写真入りの定期券を持っていれば、同じ状況でも罰金は7ユーロなんだって!
写真入り定期券は持ちたくないけど、せめて次回からはカード払いにして、控えと定期券のコピーを化粧ポーチに入れておこうと決めました。
私がドイツに来たころバスや電車内でよく貼ってあった車内告示
"Peinlich: Erwischt zu werden" 捕まることは恥ずかしい
皆さんも「服は着るの忘れても切符は忘ない」でね。
by agendadeutsch | 2015-04-25 05:52 | ドイツ生活 | Comments(0)