暖かくなってくると町ではいろんなお祭りが開催されます。
Rödelheimという街の中心から電車で15分ほどの町で毎年行われる音楽のお祭り。
お祭りの開始は夕方5時から(Musiknachtのnachtは夜という意味です)で入場は無料。
なぜこのお祭りを楽しみにしているのかというと、普段はアパートの中庭やガレージとして使われている場所にステージや食べ物の屋台を設営(場所がなければ道路を通行止めにしてトラックの荷台をステージに)して地元感満載のゆるいお祭りだから。
仕事が終わり駅に着くと合唱団(Chöre)が歌を披露中
「やってる、やってる。」(テンション⤴)
早く他のも見たーい。
駅からアパートに帰る間もあちらからこちらから音楽が聞こえてきます。
いつもより人がたくさん歩いてますねー。
アパートに近づくにつれさらに人が多くなってきました。
アパートに辿り着くのも大変。
その原因は
“
The Cure”のコピーバンド(ジャンルはパンク)が道路を封鎖しております
やっとこアパートに着いて、家での用事をすましてたら時間はもう9時。(お祭りは10時まで)
「たぬきさん、早よお祭り行こっ。」(焦)
まずはアパート横のCureのコピーバンドのステージをチェック。
私はこのバンド知らないけど、たぬきさんは知ってたのね。
たぬ「君の友達のダンナさんが、このバンド大好きって言ってたよね。」
私 「そーやっけ?そんな話もしたような・・・。」
普段は人の話をすぐ忘れるクセに、こんなことは憶えてるのね。
申し訳ないけどパンクは私の好きなジャンルじゃないので、1曲聞いた後別の場所へ移動です。
次に向かったのはジャズバンドのステージ。
いろんなの見たいって思ってたけど、ここの演奏がすごくよくって、結局最後(10時)までいました
私たちの隣で見てたおじちゃんが、カウボーイか?ってくらい指笛とヒーハーの声援がおもしろくて、それもまた一興(^ム^)
10時を過ぎると音楽は終了だけど、屋台はしばらく営業中。
ワインを1杯飲んで帰ったのですが、注文する時店のおじちゃんが「テーブルの上の空グラス持ってきてくれない?」って。(もちろん私が飲んだグラスではない)
ゆるい・・・
でもこのゆるさが好きなのよね。
こういう意味のゆるさだけじゃなくって、みんなが個人個人自由に楽しんでるっていうのが素敵なの。(もちろん迷惑行為は勘弁ですけど)
来年も楽しませてくれること期待してます。