カテゴリ:婚姻手続き( 7 )

 

婚姻手続きって・・・複雑 その6

 その6 婚姻届け提出

さて、あとは婚姻届けを書いて、提出するだけ~♪と油断していたら、結婚式のことや、たぬきさんのご両親の来日などでバタバタして、結局提出日の朝に急いで書く始末。
早めに終わらしとけばよかった。(学習能力ゼロ)

ちなみに、外国人の婚姻届けの書き方は・・・
氏名・・・氏(ファミリーネーム)・名(ファーストネーム)の順にカタカナで記入する。(ふりがな不要)
生年月日・・・西暦で記入する。
住所・・・外国の住所をカタカナで記入する。(世帯主の氏名も、氏・名の順に記入する)
本籍・・・国籍のみを記入し、筆頭者の氏名は空白にする。
父母の氏名・・・氏(ファミリーネーム)・名(ファーストネーム)の順にカタカナで記入し氏と名の間に・を付ける。(続き柄は日本人と同じ書き方)
届出人の署名押印・・・署名のみで押印不要。

新しい本籍地は、(日本で婚姻届けを提出のため)日本国内にしないといけないので、私は両親と同じところにしました。
(私は結婚後も氏の変更をしませんでしたが、外国人の氏に変更する場合は手続きが必要です)

急いで書いた婚姻届けと、この日のために苦労して用意した必要書類を持って、たぬきさんのご両親も一緒にお役所へ向かいました。(全員スーツ着用!)

必要書類
・婚姻届け
(私の本籍地に提出のため戸籍謄(抄)本は不要)

ドイツ人側の必要書類
1.婚姻要件具備証明書(Ehefaehigkeitszeugnisses)アポスティール付き
2.出生証明書(このブログでは“日本でいう戸籍謄本”としていましたが出生証明書と訳すほうが一般的なようです)(Geburtsurkunde)アポスティール付き
3.パスポート(Reisepass)
4.1と2の翻訳書(アポスティールも翻訳書必要)

もう「不備なし」の返事貰ってるもんね。
もし何かあればそれは“婚姻届け”やから簡単に書き直せるし、と安心して戸籍課の窓口の人に笑顔で書類を渡す私。
その様子をカメラに収めるたぬきさんパパ。

「書類は揃ってますね。内容確認するんで少し待っててください。」と窓口の人に言われ、しばらく待っていました。

数分後、担当の人が書類を手に私たちのほうへ。
担当「ちょっとこの書類・・・問題が・・・」
私 「えっ?何?どんな?!」
担当「この翻訳書のタイトルがちょっと・・・違うんですよね。」

そーいえば、私が翻訳したのがあったな。何か間違えたかな?と考えていると、
担当「この“婚姻能力証明書”ってタイトル。意味合いは判るんですけど・・・“婚姻要件具備証明書”でないと・・・」
え~っ!それプロの翻訳のほうやん?!

私 「原本の書類はEhefaehigkeitszeugnissesなので、“婚姻要件具備証明書”に間違いないんですけど・・・」
担当「・・・う~ん。もう一度待っててください。再度確認してみます。」
窓口の奥のほうへと戻っていく担当の人。
「お願い。OKと言って!」と担当の人の背中に向かって祈る私。

待つこと数分。再度担当の人がやってきて、
担当「OKです。法務局に確認したら、ほかの書類が全部揃ってるんで今回はこれで受理していいとの返事です。」
私 「よかった~。ありがとうございます。」

この様子を不安顔で見ていたたぬきさん一家。
たぬ「OKなの?」
私 「うん!」
この言葉を聞いてたぬきさんのご両親が私に祝福のハグ&キス。(ちょ、ちょっと、日本のお役所の中ですよ。)
たぬきさんは私に花束を渡してくれました。(隠し持ってることに全く気付かなかった。)

はぁ~、これでようやく法的に結婚したことになるのねぇ。

しかし、お役所を後にする前にもうひとつ忘れてはならないこと。
それは“婚姻届受理証明書”を発行してもらうこと。
すぐ発行してもらえると思っていたのですが、「今日はちょっと立て込んでて、3、4時間貰える?」と言われたので、後日取りに行くことにしました。

約1週間後、“婚姻届受理証明書”を受け取りに再度お役所へ。
すると新しい“戸籍謄本”もすでに出来上がっていたので、両方発行してもらいました。(念のため2部ずつ)

しかしまだ終わりではありません。あとひと仕事、日本でやっておくことがあります。

”戸籍謄本”(または”婚姻届受理証明書”)を外務省に持って行きアポスティールを申請する。
婚姻した証明として“戸籍謄本”(または“婚姻届受理証明書”)をドイツ側に提出するため。
(提出書類は”戸籍謄本”のほうがよいです)

アポスティールが取れたら、書類の翻訳。(ドイツに提出するので認定されている翻訳者に依頼します)
今回は日本の翻訳者の方にお願いしました。(何度となく私の質問に親切丁寧に答えてくれた翻訳者さん。なんと半日で翻訳してくれました!)

次に翻訳書と原本をドイツ総領事館に持って行き、認証手続き。(約2,500円)

終わった?認証手続き終わった?
じゃこれで、日本でするべきことは終わったー!

あとはドイツに帰ってからの手続き。
全部たぬきさんに任せるからね~!

今回で、その6まで続いた「婚姻手続きって・・・複雑」は終わりです。
ドイツでの手続きは後日UPしますね。

私の感情など交えて書いたので長編になってしまいましたね。
私は国際結婚知識ゼロからのスタートだったので、情報収集をするのが大変でした。
このブログが同じような状況の方のお役にたてたらうれしいです。

たぬきさんが日本に来るとき、飛行機で隣になった人も国際結婚の手続き真っ最中だったそうです。
男性はインド系ドイツ人、妻になる人はインド人。
彼らは半年かかっても、婚姻手続きの必要書類が全部揃わず、書類の申請料金や翻訳料金などで30万円以上支払ったそうです。

それから考えれば、私たちは複雑でもなんでもない。かな・・・?
[PR]

by agendadeutsch | 2011-02-19 07:09 | 婚姻手続き | Comments(0)  

婚姻手続きって・・・複雑 その5

 今回は中断していました「婚姻手続き・・・」です。
が、前回大事なことを2つ書き忘れていましたのでまずはそちらから。

1つ目、ドイツのお役所が求めていた「提出書類の翻訳がISOに適合したものであること」がどうなったか。
結論からいうと、「ISOに適合したものでなくてよい。(ヘボン式でOK)」でした。

たぬきさんがコンタクトを取った翻訳者さんたちもこの件(ISO)は知らなかったようです。
ドイツのお役所に確認を取られた翻訳者さんも何人かいたんですが、みんな言うことが違うんですよ。(理由:お役所側の返答が対応した人によって違うから)

最終的にたぬきさんが直接お役所に、日本の事情を説明して問い合わせると、「そういうことならISO適合でなくていいです。」とあっさり返事されたと怒っておりました。

2つ目、アポスティールは英文で作成されているので翻訳は不要でした。

では、始まります。
その5 ドイツ人側の書類申請と翻訳

(日本で婚姻届を出すために必要な)ドイツ人側のEhefaehigkeitszeugnisses (婚姻要件具備証明書)を申請するために、
ドイツ人側
1.Geburtsurkunde  (日本でいう戸籍謄本)を出生地のお役所に申請する。(アポスティール必要)
2.Bundespersonalausweis oder Reisepass (ドイツの身分証明書又はパスポート)は本人の手元にあるので問題なし。
3.Aufenthaltsbescheinigung (日本でいう住民票)を住民登録しているお役所で申請する。

結構簡単そうじゃない?
1週間もあれば書類全部揃いそう。
翻訳も自分達でするから、時間かかんないし。(日本に提出する書類は翻訳者の規定がないので、自分達でしてもOKなんです。)

ようやく結婚式の日取りを決めれるな。と思っていると、たぬきさんから連絡が入りました。
たぬ「Geburtsurkundeのアポスティールを取るのに約3週間かかるって言われた・・・。」
私 「3週間!なんやそれ?!」
たぬ「理由はわからない。3週間くらいかかるって返事が来ただけ。」

てことはたぬきさんの書類が全部揃うのは約1ケ月後?
長い・・・でも待つしかないのですね。

そして3週間後、たぬきさんの手元にアポスティール付きGeburtsurkundeが届きました。
この書類と、私が用意した書類を持って、Standesamt(お役所)へ。

たぬきさんと私のAufenthaltsbescheiningung(住民票)と、たぬきさんのEhefaehigkeitszeugnisses (婚姻要件具備証明書)を申請。(アポスティール必要)
なんとここでは申請書類全てと婚姻要件・・・のアポスティールが当日に受理できました!
うれしい誤算です!

私 「これでようやく書類全部揃ったね!翻訳はたぬきさんが日本に来てから一緒にサクサクっとやっちゃおう。」
たぬ「翻訳なんだけど、やっぱりプロに頼まない?実際やると難しいと思うんだ。」
私 「え~っ、辞書で調べながらで大丈夫でしょ?翻訳料金もったいないやん。」
たぬ「こっちで頼めば日本より安いよ。」
「安い」って言葉でプロに頼むことに同意した私。(どこまでもビンボー人)

それから約2週間後、翻訳済み書類と共にたぬきさんが日本に到着!
しかし(なぜだったか忘れましたが)、Geburtsurkundeのアポスティールだけ翻訳されてなく、結局私が翻訳書を作りました。
(日本に提出するアポスティールは翻訳書が必要です)

婚姻届を出すお役所からは、翻訳書について
・書いてあるとおりに、書いてある順番通りに翻訳すること。
・翻訳者の氏名・住所を記載し、捺印すること。
と教えてもらいました。

翻訳書を作った感想は「実際にすると、とても難しい。自分で全部の翻訳はとても無理。」でした。
でも、これで書類は揃った!

念のため婚姻届け提出本番前に一度お役所へ行き、書類を確認してもらいました。

「大丈夫ですね。書類は全部揃ってるし、不備もないですよ。」と心強いお言葉をもらって、家に戻りました。

長かったなぁ、90日くらいかかってる?
いろいろあったなぁ。
まだ終わってないのに、思い出(?)が走馬灯のように頭の中を流れていきます。

あとは婚姻届けを書いて、揃えた書類と一緒に提出すればいいだけ。
楽勝~♪

しかし、婚姻届け提出日に冷や汗もののトラブルが発生!

続きは「その6」で!
[PR]

by agendadeutsch | 2011-02-13 11:08 | 婚姻手続き | Comments(0)  

婚姻手続きって・・・複雑 その4

 その4 ようやく第一段階クリア

パニックになった原因は2つ。
1つは「婚姻要件具備証明書」に不備があったこと。
これは完全に私のミス!
ドイツ側に提出する書類は「戸籍抄本」なのに「婚姻要件・・・」を申請するとき「戸籍謄本」を持って申請したのです。
(「婚姻要件・・・」を申請するには戸籍謄本しかダメだと勝手に思い込んでました)

もうええやん、そんな細かいこと・・・と言っても、提出書類と相違する書類から作成された証明書では通らない。
自分のミスだし、しょうがないね。少しの時間と自分の足を使えば済むことだし。

もう一度法務局に「戸籍抄本」を持って「婚姻要件・・・」を申請して、次の日取りに行って、その足で外務省に「アポスティール」を申請して、また次の日取りに行く・・・。
2度手間でしたが、2日後こちらは無事完了しました。(謄本から作った「婚姻要件・・・」は法務局に返却しました)

2つ目の原因。これが厄介でした。
「その3」の最後で、ドイツのお役所からの書面に記載してあった「翻訳をするにあたっての必須事項」と書きましたが、私はこの必須事項を甘く考えていました。
その必須事項の内容は簡単に訳すと、「提出書類の翻訳がISOに適合したものであること」

ドイツ総領事館が認定している翻訳者さんだから、「知ってますよ、そんなこと。」くらいの軽い返事が返ってくると思ってたんですよ~!
しかし、私がコンタクトを取った翻訳者さんから返ってきた返事は・・・「その件は初耳です。」でした。(私は2人の翻訳者さんにコンタクトを取りましたが、両名とも「初耳」と言われました。)

「その3」で私の質問に丁寧に答えて頂いた翻訳者さんは、この件もかなり調べて下さいました。
以下が翻訳者さんからの返事(抜粋)です。
1.ドイツのStandesamt(役所)が求めるISO適合は、ローマ字でない文字を使用している言語の文字で書かれた戸籍書類中の人名地名を認証翻訳する際の「ローマ字化」がISO規格に沿ったものであること、という要求であること
2.しかし日本語のローマ字化のISO規格である3602は「訓令式」であり、他方日本国外務省がパスポートに採用しているのは「ヘボン式」である
ということになります。

例えば人名の例で
カタカナ: ツチヤ ・ シュンジ
訓令式(ISO3602):Tutiya Syunzi
ヘボン式: Tsuchiya Shunji
の場合、ISOに沿ったローマ字化で戸籍書類の認証翻訳をすれば「Tutiya Syunzi」という表記になってしまいますが、発行されるパスポートをドイツの官憲が見れば、そこには「Tsuchiya Shunji」というヘボン式ローマ字表記がされている筈であり、本人同一性の確認ができなくなってしまう、つまり別人扱いされてしまう恐れが生じます。

当方は認証翻訳をご依頼になられるお客様には、特に手続きご本人様のお名前についてはパスポートに記載のアルファベット表記をお伝え戴くようお願いしており、つまり日本人の方であればヘポン式ローマ字化した表記ということになります。

ドイツのStandesamtの要求に従って訓令式のローマ字化をするのではなく、日本国外務省発行のパスポートにおける氏名のローマ字表記のページのコピーでも添えて、認証翻訳中のローマ字化がそのパスポート記載と同じであることを先方にわかってもらえれば、目的は達成できるのではないかと考えます。

分かります?
ドイツ側の求めるISO規格「訓令式」で翻訳すると、日本が使用してる「ヘボン式」とスペルが異なったとき、同一人物だと判断されないかもしれない??

もうここで私のアタマはパンクしました。
私の書類が揃うのをドイツで待ってるたぬきさんに翻訳者さんからの返事を伝えると、(以外にもたぬきさんは「訓令式」と「ヘボン式」の違いをあっさり理解してくれて助かりました)
「こっち(ドイツ)の翻訳者さんに頼むことにしよう。問題があれば、直接役所に問い合わせることが出来るし、早く対応できるよ。」

親切にいろいろ調べて頂いた翻訳者さんに申し訳ないけど、ドイツの翻訳者さんにお願いすることにしました。

私は必要書類をドイツに郵送し(送る前にコピーを取って手元に残しておきましょう)、たぬきさんは翻訳者さん探しです。
「こっちには翻訳の仕事してる人たくさんいるからすぐ見つかるよ。」と言っていたたぬきさん。

しかし、数日後たぬきさんから元気のない声が・・・
たぬ「何人かの翻訳者さんに連絡取ったんだけど、BUCHMESSE(書籍の見本市)がもうすぐあるからみんな忙しくてすぐには出来ないって。早くて2週間後だって。」
私 「BUCHMESSE?! 時期悪すぎ!」

BUCHMESSEとは世界的にも大きな見本市で日本の出版社も多数出展するのです。
この時期に「翻訳すぐできますよ」的な翻訳者さんがいたら、それはあまりいいお仕事をしない人かもしれない。2週間待つしかないのか・・・。

1週間後、たぬきさんから「戸籍抄本と婚姻要件具備証明書をもう1部ずつコピーとって、それに載ってる人名・地名・その他の固有名詞にヘボン式のローマ字を書いてFAXして。」と連絡がありました。

2週間待ちって言ってたけど以外に早く翻訳してくれるのね。
翻訳者さんが「認証翻訳」もしてくれて、約1週間後私の書類が出来上がりました~!

ここまで要した時間・・・約40日。
これって長いの?短いの?

それでは次回「その5」はドイツ人側(たぬきさん)の書類申請に続きます。
[PR]

by agendadeutsch | 2011-01-22 10:15 | 婚姻手続き | Comments(0)  

婚姻手続きって・・・複雑 その3

 その3 ようやく書類の申請及び入手

当初から婚姻手続きのため、日本に帰ることに決めていた私。
「その2」で発生した問題を抱えたまま日本に帰りました。
(たぬきさんは私の書類待ちのためドイツにステイ)

日本に帰国して最初にしたことは、問題点の問合せ。
私はドイツ総領事館で認定されている翻訳者の方に翻訳の依頼相談に合わせ、この件を質問してみました。
(本来翻訳者の方にする質問ではないですけど)

私の質問は・・・
・Vollstaendige Geburtsurkunde とは戸籍謄本なのか抄本なのか。
・戸籍の書類には(私は未婚なので)婚姻に関する記載がないので婚姻要件具備証明書を提出する必要があるのか? (ドイツ側の書面には「婚姻要件・・・」は不要と書いてあった)

翻訳者さんからの返事は早くても明日だろうから、動けるところから行こう!とまずは役場に向かいました。
書類申請窓口で「戸籍に婚姻状態の記載・・・」のことを聞いてみました。
するとやはり「戸籍謄(抄)本には婚姻状態の記載」はないとの返事。でも『独身証明書』の発行は出来ると教えてもらいました。

『独身証明書』。。。また聞いたことがない書類が現れたよ。
一体『婚姻要件具備証明書』と何が違うの?
(独身証明書については翻訳者さんの返事に説明があるのでここでは省きます。)

でも、発行してもらえるものは貰っておこう。ということで、役場では
「戸籍謄本」・「戸籍抄本」・「独身証明書」
この3通を申請し入手しました。

そして次の日翻訳者さんからの返事を確認。
【以下、翻訳者さんの返事です】
まず、今回必要となさる書類についてですが、戸籍謄本(ご本人、父、母が戸籍に
記録されているもの、但しご兄弟の記録は不要なので、その場合は「謄本」(全部
事項証明)ではなく「抄本」(個人事項証明)でよい。先方の要求はvollstaendige
Geburtsurkundeであって、vollstaendiges Familienregisterではないので大丈夫
。)と婚姻要件具備証明書の二つであると思われます。

「婚姻要件具備証明書」は(地方)法務局に戸籍謄抄本を提示して発行してもらう
書類であり、それの取得をおすすめ致します。
同証明書は「事件本人」が
1. 独身であって、かつ、婚姻能力を有し、
 2. 相手方と婚姻するにつき、日本国法上何等の法律的障害のないこと
を証明するものです。必ず「相手方」の氏名、国籍、生年月日、性別も記載する
ことになっています。
他方、市町村役場でも「独身証明書」というものを発行して下さる場合がありま
す。あくまでも任意の行政サービスであり、発行しない市町村役場もあるようで
すが、法務局支局から遠方の市町村の場合は特に発行することが多いようです。

この「独身証明書」は、法務局発行の「婚姻要件具備証明書」と同格のものもあ
る一方、市町村によっては同格と言えない「独身証明書」を発行しているところ
もあるようです。
具体的には、上記の1.と2.の証明事項のうち、1.のみを証明し、2.を証明してい
ない「独身証明書」を発行する市町村役場があります。そのような証明書の書式
には、そもそも「相手方」についての記載をする欄が設けられておりません。

そのような「独身証明書」ですと、認証翻訳を付けてドイツ当局に提出した場合
に、まさに2.の証明がないことを不備と指摘されてしまう恐れがあります。

涙が出そうになるくらい親切で丁寧なお返事本当にありがとうございました。

じゃ、日本人側の必要書類①は戸籍抄本と婚姻要件具備証明書だね!

書類② 住民票
私はすでにドイツに住民登録を移しているので、これはたぬきさんが申請してくれるので問題なし。

書類③ パスポート
原本を提示出来ないため(私が日本に帰国しているから)パスポートのコピー(顔写真のページ)を、総領事館で「コピー認証」を受ける必要がありました。(このコピーは間違いなく本物のパスポートのコピーです!と認証してもらうのだ)
コピーはA4サイズ白黒でOK。
パスポートの原本とパスポートのコピーを持って総領事館へ行きます。
先に支払い(この時は600円でしたが為替で変動します)を済ませ、窓口で待つこと数分。
コピーの裏に認証印とサインをもらって完了です!
待っている間に、翻訳者さんに質問したことを総領事館でも聞いてみました。
答えは翻訳者さんと同じ。安心しました。

書類④ 書類①のアポスティール
「アポスティール」って何?どこに行けばいいの?がまだ解決してなかった!
これもまた大阪・神戸ドイツ総領事館のサイトを検索
難しいこと書いてあるけど、「これは日本でのれっきとした公文書」という証明を外務省でしてもらうってことね。
注意点は、翻訳前に「アポスティール」を貰うこと。

でもまだ「婚姻要件・・・」を入手出来てないので、
1.戸籍抄本を持って法務局へ行き、「婚姻要件具備証明書」を申請する。
2.法務局の翌営業日に「婚姻要件・・・」を受取り(戸籍抄本は返却されます)、その足で外務省に行き、「戸籍抄本」と「婚姻要件具備証明書」の両方の「アポスティール」を申請する。
3.外務省の翌営業日に上2通の書類とアポスティールを受取る。
(アポスティールって一枚の紙で、書類の原本にホッチキスで留められてました)
↑これが一番早くて、スムーズな流れだと思います。
「婚姻要件具備証明書」「アポスティール」ともに無料。

ちなみに、「婚姻要件具備証明書」を申請する際、結婚相手の国名と名前をカタカナで書かないといけません。これが以外に戸惑いました。
例えば、“OLIVER”という名前をカタカナにすると・・・ “オリバー”“オリヴァー”
どっちで書いたらいいですか?ってなるんですよ。
窓口の人には、「どちらでもいいので、ご自分で決めて書いてください。ただし後から変更はできません。」と言われました。
なので、書類を申請する前にカタカナ表記をどう書くか決めておきましょう。

さ、これで全ての書類が揃いました!
書類⑤ 翻訳書にようやく進めます!

以前から連絡をとっていた翻訳者さんに書類が全て揃ったこと、そしてドイツのお役所からの書面に記載してあった「翻訳をするにあたっての必須事項」を伝えました。

翻訳者さんからの返事は・・・私をパニックに陥らせるものでした!
一体何が?! 続きは「その4」で!
[PR]

by agendadeutsch | 2011-01-21 07:05 | 婚姻手続き | Comments(0)  

婚姻手続きって・・・複雑 その2

 その2 必要書類の入手

どんな書類が必要なのか?
まずは情報収集からです。

私は日本側の必要書類の情報収集、たぬきさんはドイツ側と、同時に分かれて動きました。
日本人側の私はまず大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館をネットで検索しました。

ここから抜粋すると必要書類は、
ドイツ人Geburtsurkunde(日本の戸籍謄本に相当)
      Ehefähigkeitszeugnis(日本の婚姻要件具備証明書に相当)
日本人 戸籍謄本
(ただし、ドイツ人婚約者のEhefähigkeitszeugnisの取得に際して、前もって日本人婚約者の戸籍抄本や婚姻要件具備証 明書などの認証翻訳の提出を求められたり、「外国における離婚の承認」の手続きを求められたりすることがあります。その際には当ホームページの該当ページ を参照ください。)

ふむふむ、日本人は戸籍謄本だけね。
ん?その下の()書きは何?
婚姻用件具備証明書? 認証翻訳?? なにそれ~???!!!
しかも「求められたりすることがある」? じゃ、「求められない場合がある」わけね。
もうここで、面倒くさー。
しかしやらねばならないのね・・・
(私たちは初婚なので「外国における離婚の承認」については省きます)

で、最初に『婚姻用件具備証明書』をネットで検索。http://houmukyoku.moj.go.jp/nagoya/table/QandA/all/konninn.html
(名古屋法務局のアドレスですが、説明がとても分かりやすかったので載せておきます。)
ふ~ん、戸籍謄(抄)本を元に法務局で申請をするのか・・・

次に『認証翻訳』を検索。
日本語の書類をドイツ語に翻訳してもらって、翻訳後の書類をドイツ大使館(総領事館)で認証してもらうのか・・・(って結局意味わからん)

数日後、たぬきさんの手元にもお役所から日本で婚姻するための必要書類が記載された書面が郵便で届きました。

そのドイツのお役所から届いた書面のタイトルは
『Zur Ausstellung eines Ehefaehigkeitszeugnisses erforderliche Unterlagen』
(婚姻用件具備証明書を発行するために必要な証明書類)

そこには、ドイツ人側が用意する書類
1.Geburtsurkunde  (日本でいう戸籍謄本)
2.Bundespersonalausweis oder Reisepass (ドイツの身分証明書又はパスポート)
3.Aufenthaltsbescheinigung (日本でいう住民票)

と、日本人側が用意する書類
1.Vollstaendige Geburtsurkunde
2.Aufenthaltsbescheiningung (住民票)
3.Reisepass (パスポート)
4.Apostille fuer die Unterlagen Nr.1 (書類番号1.のアポスティル)
5.Uebersetzungen (翻訳書)
以上。

1.って戸籍謄本なの?抄本なの?
4.のアポスティルってなに~??
この2つの疑問で容量いっぱいの私でしたが、さらにどうすればいいの~的な一文がこの書面に付け加えられていました。

ドイツのお役所から届いた書面は全てPCで作成されたものでしたが、1ケ所だけ(この1.Vollstaendige Geburtsurkundeの欄に)手書きで、「japanisches Familienregister mit dem Hinweis ,dass keine Eheschliessung eingetragen ist」と書いてあったのです!

たぬきさんにどういう意味か聞いてみると、「戸籍謄(抄)本に現在婚姻中でないことが記載されていること。」でした。

日本の戸籍はそんなの書いてないのよ!
机を叩きながら、おばちゃん丸出しで訴える私。
さあこの問題をどう解決すればいいのか?!(大げさだなぁ)
続きは「その3」で!
[PR]

by agendadeutsch | 2011-01-14 07:05 | 婚姻手続き | Comments(0)  

婚姻手続きって・・・複雑 その1

 「婚姻手続きって・・・複雑 序章」で婚姻届を出すまでに3ケ月かかったと書きました。
なぜそんなに時間がかかるのか?
一体どんな書類が必要なのか?
ドイツ人の彼がいる友達も多く、よくこのような質問をされます。
私も手続きの仕方など、ドイツ人と結婚している方にかなり聞きました。

何せ人生で一度きり(?)のこと。みんな初めてですからよく分かりません。
ここから私が実際にした(失敗も含め)ことをできるだけ判りやすく書いていこうと思います。
国際結婚をしようと考えている方の(微力ですが)お役になればうれしいです。

最初に・・・
・私の場合は、ドイツに住んでいながら日本で結婚(婚姻届を出)しました。
(ドイツで結婚するよりも手続きが簡単で早いと聞いたから)
・日本の市区町村役場・ドイツの州役場によって必要書類や手続きの仕方が違うので、最終的にはご自身の当該役場で確認して下さいね。

ではまず流れから、
1、必要書類を入手する。
2、書類を役所に提出する。
(これだけ見ると、日本人同士の手続きとなんら変わらない)

じゃどんな書類を入手すればいいの?ですが、この後長くなりそうなので、「その2」に続けますね。
[PR]

by agendadeutsch | 2011-01-08 06:31 | 婚姻手続き | Comments(0)  

婚姻手続きって・・・複雑 序章

 9月中旬、私の語学ビザが切れました。
ビザ延長が可能かどうか問い合わせたところ「不可能。」とあっさりな返事。
(しかしその後不可能ではないことが判明!)

ビザが切れたあともドイツに居たら不法滞在。
じゃどうすればいいの???

私とたぬきさんが出し合ったアイデアは、
1. ひとまず日本に帰国するか、あるいはユーロ圏外の国に行って観光ビザで再入国する。
 (でも観光ビザを延長してもそんなに長期間ビザはもらえない)
2. どこかに就職して、その会社から労働ビザを申請してもらう。
 (現実性はほぼ0%)
3. 結婚する。
 (お互いの気持ちの問題)

話し合いの結果・・・結婚することになりました。

たぬきさんと知り合って6年(!) 
こんな日やって来るものなのですねぇ。しみじみ。

しかし、ここから婚姻届を出すまで約3ケ月を要することになりました。
その理由はタイトル通り「婚姻手続きって・・・複雑」だったのです。
[PR]

by agendadeutsch | 2010-12-21 03:42 | 婚姻手続き | Comments(0)